最近、TVというと海外モノかアニメしか観ていない、という事実。
(てか、別にそれ最近じゃねえし)

で、日曜放映中の新作3本について語ってみようと。
・・・一部辛口なとこ多々ですんで、ヤな方はお気を付け下さいねー。


【鋼の錬金術師】

おなじみの人気タイトルの超早いリメイク版だが・・・なんかこう。
せっかく作り直すんだったらもうちょっと・・・なあ。
初作の最初の方が面白かった・・・と思うのは多分、新鮮だったからなんだろうけど、それ差し引いても初作の方が良かったんじゃ?
個人的に大佐の声が大川さんでなくなっちゃったのがマイナス。兄弟もヒューズも大総統でさえも変わっとらんつーのに、なんでじゃい。
三木さんがイヤなんじゃないよ? むしろ原作のイメージにはこっちの方が近いと思うし、最初から三木さんだったら何の不満も無かったと思う。
でも、もう大川大佐を聞いてしまった今となってはねえ。
(この経緯はカセット文庫の大塚ナルサスに通じるモンがあるな)

1話のあの話、必要だった? なんか無理やりダイジェスト見せられてるみたいだったんだけど。その後でリオールの話入れられてもな・・エドがなんで「鋼」と命名されたか、ここで初めてわかる流れなのに、1話でもう種明かしされちゃってるもんだから盛り上がらないことこのうえない。じゃーーーん、とポーズつけてるエドが「特撮の決まりポーズ」みたいで・・・・なんだかな~、でした。

今後の展開に期待したい。原作通り、といってもちょっとはアニメらしい展開もせえよーー。


【花咲ける青少年】

うーーーーーーーーーーーーむ。微妙・・・・。

面白くないって程ではないが、好きなマンガ原作であること、声優さんが豪勢であること。この2点が無かったら多分見てねーぞコレは。
「カリスマ」を表現するのは非常にむつかしいということはわかる。声優さんの力量だけでは無理な場合もあるだろうとは思う。
・・・でも頑張ってほしいんだ・・・・・。
ハリーパパと花鹿に「カリスマオーラ」が感じられないので、観ていてちょっとキツいんですー。マンガでは2人とも、特にハリーのカリスマ性は相当なモンなんですが・・・。
花鹿は一歩間違うと「かわいいが電波な変人娘」になりかねないんで(すでにそう見えてる感がツライ・・ユージィンとの経緯とか、もう・・)難しいだろうから、余計頑張ってほしいわ。
立人とユージィンはいい感じ。特にユージィンは声も贔屓の小野大輔さんなので期待してましたが、二律背反な彼を上手く演じてらっしゃると思いました。
森川さんはもう言わずもがななんで、全然心配してなかったけど(笑)
カールはまだ個性が出るほどの出番じゃなかったので何ともいえん。
次回登場のルマティ・・・なんかもーまた~?な感じの浪川さんですが(笑)、気品があって偉そう、でも子供っぽい、てのをうまいこと演じてくれはるんではないかと期待しとります。
子安さんのクインザ・・・・似合いすぎて笑える。森川さんと同様こちらも心配無用かな。

てなわけで、こっちも今後に期待だー。これも原作のセリフまんま使ってるけど、目で見る文章と耳で聞くセリフと、全く同じでいいと思っとるのかなあ。


【グイン・サーガ】

これの原作小説は、我が中高時代の「青春の1ぺえじ」だったのです(笑)
自費出版、とまではいってなくて、数人のグループでのコピー誌制作。グループ分しか刷らないから同人誌ってほどじゃないけど、でもこれが私の同人生活の源かな。
(ちなみに現相方Bさんもメンバーでしたのよ♪)
で、それほどハマっていたのに現在はというと、本屋さんで平積みされている新刊を手に取って裏面のあらすじを読み、ぱららっと中を見て「ふーん」程度(苦笑)
ちゃんと読んでたのは●●●の葬式くらいまでかなー。延々葬式で話が進むんで「もうついていけん」と投げたのでした。
そんなだから、いかに昔大好きだったからといっていまさらのアニメ化に「へえ~」程度の興味だったんです。別に見なくてもいいかな、くらいの気持ちだったのがちょうど「花咲け」と連続放映で。間髪入れず始まるから、そのまま見ちゃった・・・というのが第1話を見たホントの理由。

そ、それが・・・・・。
この3本中、いっちゃん面白かったという結果に(笑)

原作の1~16巻の話ってのはコテコテファンタジーなんで、絵になるんですなあ。見せ方も上手いし。正直、引き込まれました。
音楽がなんかゲームっぽい!・・・と思ったらFFシリーズの作曲家さん(植松氏)というオチ(笑)

主人公グインがかっこええーー!!!
放映前に声が堀内賢雄さん、と知ったときに「えええーー??」と思ったんですが、これが意外に!!!合ってる!!!!
てか、見た目が豹頭の超筋肉ですから、声までゴツ系の人だったら多分くどかったと思うんですよ。堀内さんのどっちかというと爽やか知的系な喋りが絶妙にマッチしてて、・・・・本気でビックリした。いやあ、グインが賢く見える。
これ、花咲けの逆パターンだと思います。「声」のカリスマ。
アクションもカッコいいです。グインってめっちゃ強かったんだねー、と再認識(笑)そんなん小説で散々書かれていたことですがな。

真珠とか傭兵とか光の公女とか、みんなそれぞれいい味出してますし。
ただ、「あれ?これ誰?こんな人いたっけ」とか思っても、原作が手元にない今となっては(引っ越し時に全部売っちゃった・・・)見返すこともできませんが(汗)
ナリスの出落ち(文字通り、出て、落ちた・笑)に大笑い。普通笑うトコ違います・・・。

とにかく、続きが見たくなるアニメになっちゃいました。こんな結果を誰が予想したか・・・・!(笑)

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