『秘密』じゃなくて『紋章』だった。

小学校のとき図書館で読んで、とても面白かったと記憶している小説が２作あります。
うち１作はタイトルも覚えている海外のファンタジーで、もう１作はタイトルの一部しか覚えていない日本の冒険物。
先日実家に帰った時に「昔好きだった本」というような話題になって、それから何だか無性に読んでみたくなりまして。

とりあえずタイトルのわかっている方を検索してみました。

・・・今の世の中ってホント便利ですよねえ。昔同じようにこの本を探してみたことがあるんですけど、その時は見つけられませんでした。
が、今回は一発でヒット。
初版は1970年代でした・・・もちろん絶版してました（苦笑）。でも2007年になんと復刻版が出ていました。
知らなかったのですが続編が出ていたようで、そちらも合わせて復刻されていて、続編の方は新品を手に入れられました。初作の方は中古しかなくて・・・・でもほぼ真っさらに近い中古本を手に入れることができました。

読んでみると・・・・・そうそう、これこれ！
読む毎にどんどん内容を思い出していくんですけど、オチが思いだせないんですね（笑）おかげで初読みのような気持ちで読めました♪
×0年以上たっても、面白い作品は面白いですね～～～～～。
ちなみに、『コーンウォールの聖杯』という児童文学でございます。・・・・知ってる人いるかな？


さて、タイトルの一部しか覚えていない方。
それだけでは全然見つかりません、当然のことながら。

わかっているのは『×××ヒヒの秘密』というタイトルだったこと、日本の作品だということ（主役格の登場人物が日本人だったから）、これも1970年代の出版だろうということ、内容が冒険ものだということ。
主人公が10代前半（？）の男の子で、3歳くらい年上の姉さんがいてその２人がアフリカだか南米だかの古代都市を冒険する、みたいなそんな感じの話。

そんだけ覚えてりゃなんとかなるかな、といろいろ検索してたら、そういう僅かな情報から本のタイトルを探す！みたいなサイトを見つけました。
そこで出てきた「ゲラダヒヒ」という単語に「あっ、これだあ！」となり、さらにそこから『ゲラダヒヒの紋章』というタイトルに辿りついた時に思い出しましたよ。

紋章だったーーー！！秘密じゃなかったーーーーー！！！

そらなんぼ検索しても出てこんわけだわね・・・。

で、せっかく見つかったのですがやはりというか絶版しておりました。
予想通り初版は1970年代で、その後1998年に作者の全集が出ていてその中にこの作品も入っていたみたいですが、もちろんそっちの全集も絶版（苦笑）

あきらめきれないので「復刻どっとこむ」で1票投じて来ました～。
私で8票めだった（笑）・・でも1票や2票の作品もいっぱいだったし、8票ならそこそこだよね？？
ホント、復刻しないかなーーー。
オークションとかで42,000円とか値がついててさ、アホかいと思ってしまった。元が1500円の本ですよ？

まあどうしてもダメそうだったら図書館に行ってみるといいかも。全集のほうならもしかしたらあるかも、ですよね。