スタジオライフ『OZ』、本日のマチネ観てきます。
原作の大ファンなのです。スタジオライフの舞台を観るのって実は初めてだったりしますが、タカラヅカ好きだし、イケるんじゃないかと思っております(笑)
何より原作者の樹なつみ氏が褒めてらっしゃるし、観てきた方の感想を読んでても期待大!な感じですしvv

てなわけで、時間まで大阪でぷらぷらお買い物なぞしつつ、行ってきます。感想文は後ほど〜。

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観てきました〜〜〜〜!
以下はOZを知らない方には意味不明な部分も多いですがご容赦を。

期待以上に良かったですよお!
実はスタジオライフの役者さんをあまり知らない私。その私も今回客演の新納慎也さんは知ってるので、どうせならその人が1019役で出る回を、と思って今日のマチネにしたんですよね。
新納1019、立ち姿がすっごく美しいvv 生まれたての赤ん坊のようで何かかわいらしかったです。もう一人の1019、こっちは初演からの笠原さんですが、彼の1019はすごく切ない感じだとか。む〜、ちょっとこっちも観たかったかも?
ムトー役も初演とは違う方で(山本芳樹さん)、岩崎さんのムトーを観てない私には比べることはできませんが、少年の心を持った自立した大人、というムトーのイメージそのままな感じ。岩崎ムトーは「原作通り」というふれこみだったんで、こちらも観てみたかったな。こっちのチームのチケットも取れば良かったかぁ〜。でももう明日が最終なんでいまさら無理です。・・・再々演に期待!

ええと、まずは少し心配してたフィリシア。
・・・・・・男の人だよね、うん。でも、かわいい・・・・(笑)
そりゃ、女の子と間違えたりはしないけど、十分違和感無く女の子に見えてます。・・・役者さんってスゴイなぁーーー。

次にムトー。・・・ちょっと若かりし頃の坂●忍に似てる、なんて思ってしまった私はどうすれば(苦笑)
ムトーに軽くあしらわれ、ぷうっと拗ねたフィリシアがかわいくて○。

と、いかつい軍人のオッサン登場。
「ミスト少佐」
・・・・って、あらら少佐オトコにされちゃってるヨ!!!(笑)
まぁでも、男でも別に支障のないキャラは男にするよね、しょうがないよね。

1019がマ●リックスやってます。アクション派手ーー。1019足長ェ!!さすが元トートダンサー、見事な体裁きです。転げまわって飛び回ってと大変なムトーはすでに汗だく。まだまだこれからなのに(笑)

アラモスの娼婦のオネーサン(爆)サイコー! オカ●サイコー!!(笑)
「もう一人客とりたいんだからサァ!」と後の伏線(…笑)になる重要なこのセリフも期待通りでしたv あははははははは! 1019も実によいカンジでこのセリフやってくれました(笑)
3人でツッコミ漫才やってるみたいで面白い。
高さの比率が見事で、本当に漫画から抜け出たようなヴィジュアルなんですよねー。

飛行機からの脱出シーン。ゴネるフィリシアに強引にキスして黙らせるムトー、呆けるフィリシア。それを見る1019の、何とも言えない複雑な表情。そしてこれこそ後の伏線重要セリフ

「マシンにまでキスしてやる気はねーぞ。」

一瞬の哀しみの表情、そしてそれがすっと消える瞬間。やっぱり、役者さんってスゴイわ、と思いました。
フィリシアに言われムトーを捜しに行くときも1019とパメラがちゃんと入れ替わってるのがわかるし。ただ、パメラ自身と、19演じるパメラとの違いはあまり感じなかったですね。どうも笠原1019はその辺を意識して演じ分けているらしいですが(うう、やっぱこっちも観りゃ良かった〜〜〜)。

ヴィアンカは、元々のキャラがヒステリックに叫んでばかりなので無理もありませんが、ちょっとニューハーフっぽかった(苦笑)…イヤすいません。・・・・綺麗なんだけどね。
・・・・しかしもう一方のチームだと新納さんがヴィアンカ演るんでしょ?・・・・随分でかいヴィアンカじゃのう・・・・( ̄∇ ̄)
そしてネイトカッコいい〜vv1024美しい〜〜〜vvv
二人が並ぶとヒジョーに妖艶なカップルの出来あがりです。でも1024のが背が高いのはな・・・・ネイトさーんアゲ底希望、熱烈希望!!(笑)
リオンも良かったー。やらしい高笑いが巧い!!(笑)パメラへの偏愛っぷりも良かったです。

ラストの、1019の涙。
ムトーにキスされ、これで良ければお前にやるよ、と身体を預けられた1019が歓喜に震えてつぶやく。「・・・・嬉しい」
漫画で散々泣いたシーンですが。…やっぱり舞台でも、BGM効果もあいまってホロリときてしまいました。

そして本当のラストの、あのセリフ。

「マシンには自殺などできません、絶対に」

アニメ化された時にこのセリフをカットされて散々に怒ったもんでしたが、やっぱりこれはOZの最大のテーマだと思うですよ!

機械である故に自殺はできないはずの1019が、ムトーの言葉どおりOZの所産を全て無に帰すために、自らの機能を停止=死を選ぶ・・・つまり自殺する。最後に、真の意味で1019は人間として死んだ、と…。
初めて原作でこのシーンを読んだとき、すごく厳かな気持ちになったのを覚えています。

このセリフと、その後に続くムトーの「19の髪の色だ」で、もうちょっとで涙流れちゃうとこでした。(照)

思ってた以上にステキな舞台で大満足でした。DVD出たら買うぞー!(笑)

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